ボクの災難日

レックスの日常

昨日はボクの「災難日」だったんだ。

朝、みんなと楽しく遊んでいた。ももかちゃんが木を拾ってきたので、ボク達はひっぱりっこしたよ。

ももかちゃん、頑張れ~。 ボクはいつもおばあちゃんと訓練しているからね。

腰を落とさなくても、ももかちゃんならまだヘッチャラで行けるよ!

引っ張りっこもひと段落して、みんなと走りっこも終わったころ、なんだかボクの足がおかしくなった。

遊んでいるうちに、右前脚の肉球の間に、松の木の実の崩れたやつがすっぽりと挟まっちゃった。

茶色い肉球が1個増えたみたいになるの。すっぽり入っちゃうから、いくら舐めても取れないんだ(><)。

写真が無いのが残念だっておばあちゃんが言ってるけど、それどころじゃなかったんだよ!

実はこれ、3回目。なんでボクだけこうなっちゃうの?

前の2回はどうしても取れなくて、お医者さんに行って取ってもらった。

ボクのお医者さん、行くと 「お!また来たか!今度はどうした~?」って、笑うんだよ。

今回は、おばあちゃんが何としても取ろうとして、でもボクは足を触られるの嫌だからうんと抵抗したの。

そうしたら、ももか母ちゃんに、抱っこされて、ヘッドロックをかまされた。

ボク 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~」

メグちゃんが、ももか母ちゃんに 「レックスを離してよ!」って何度も飛びついてくれたけど、ももか母ちゃんはびくともしない。

おばあちゃんがその間に肉球を開いて取ってくれた。取れた後は何ともないんだけど。

ボク  「ももかちゃんのお母さんは強くて怖いねー。ボクのおじいちゃんはボクを抑えられなかったから、前はお医者に行ったんだよ。」

ももか 「ももかのうち、パパはちょろいけど、ママはすんごい怖いんだから。ももか、ちょっと噛むとげんこつを口に入れられちゃうの。もー許さん!って。逆らわない方がいいわよ。」

ボクのおばあちゃんは、おかげでお医者代が助かったって喜んでたけど。

夕方、別のお友達と遊んでいて、木をガジガジしていたら、上あごの中に木が斜めに挟まっちゃったの。

これ、ももかちゃんもこの間やっちゃったんだよ。ももか母ちゃんに口の中に手を突っ込まれてた。

おばあちゃん 「あ~!!! せっかく朝はお医者代が浮いたのに! 今はももか母ちゃんいないんだから~。どうすんのよ!」

それでおばあちゃんはボクの口の中に、手をぐいぐい突っ込んできた。

ボク 「何すんだよ~ 泣。 自分でできるよ~!」

ボクは自分で手を入れて取ったよ。

おばあちゃん 「まったく!世話が焼けるんだから!」

ふん!だ。 余計なお世話だい。

 

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